ウルグット&レギスタン広場

2005-11-06 21:14:07 | 旅行

スザニのバザール、ウルグットへ。バス乗り場に行くと、ウルグットって叫んでいる兄さんがいて、バスの席も空いていたから、バスに乗った。しかし、それから人が後から後から乗ってきて、無茶苦茶ぎゅーぎゅーに隣に座っているおばさんはエコノミー症候群になったみたいになっているし、なんか座席の下から熱風が吹いてきて足が熱い!けど、1ミリも動けない状態でウルグットまで小一時間。これまた、かなりでかいバザールで、バスから降りていく人たちもでっかい買い物袋を手に手にバザールに消えていく。私はスザニ・バザールへ。しかし、スザニ売り場は想像よりは大きくなく、みんな買ってくれーと回りを取り囲んで大変だった。ゆっくり見る感じでない。それでもちょっと気に入ったものもあって、一生懸命値切る。1枚50$とか言われて、えー高いよー、と返すと、ここはバザールだからこれはスターティング・プライスだよ、いくらだったら買う?と聞いてくる。そこで、5$とか言うのは勇気いるけど、ま、怒ってしまったら、そのスザニには縁がなかったとあきらめることにして言ってみる。さすがに10分の1の値段じゃあ、怒って行っちゃうかなあと思いきや、怒るけど、乗ってくる。相手にされるレンジなんだな、と思いつつ、必死で値切る値切る。で、にっこり笑ってうちで買いなよーって手招きしてくれた男の子のお母さんが見せてくれた1枚を買うことに。なかなか楽しかった。

バスはぎゅーぎゅーだったから帰りは乗り合いタクシーで。快適だけど値段は倍以上。なんか、すごくスザニを値切りまくってたから、ちょっとはっとした。レギスタン広場に戻って、ホテル前のレストランで、今度は壺入り野菜スープを食べてみる。スープの見た目が似ていたから昨日の麺みたいに塩辛いかと思ってたら、味が殆どついていなかった。自分で塩を入れて食べた。野菜たっぷりでとても美味しかった。

ウルグットから思ったよりも早く帰ったから、いよいよレギスタン広場の中に入ってみることに。で、3つの神学校、メドレセの中に入る。荘厳な建築物の中に入るということで、厳かな気持ちになっていると、なんと中は賑やかなお土産物商店街になってしまっていた、とほほ。しかも、朝ウルグットで色々見ていたからなんか飾ってあるスザニとか気になったりして。ちらりと見るとウルグットよりも観光客向けのデザインが多いみたいで、本当の価値なんか分かってない自分は好みのデザインのものが欲しかったからこっちのほうがいいかも、なんて買い物モードになってしまった。いかん、中に入るのを楽しみにしていたのに、買い物にうつつを抜かしていては。。。そこで、まず、じっくり3つのメドレセを見学してそれからまた戻って買い物することに決めた。まずは星のモザイクがきれいなウルグベク・メドレセ。当時の文化、学術、宗教学の中心としての豊かな生活が垣間見える。ウルグベクさんはなんかロマンがあって好きだな。前のメドレセはイスラム建築には珍しく、虎と顔がデザインされている。内部に昔の写真があって、この辺の広場はでっかいマーケットだったことが分かる。祈りの場所であり、本当に東西の人とモノが合流したポイントだったんだな。と、見て回ってから、工芸品売りとおしゃべりしに戻る。なかなか自分的には素敵なものがあり、しかも値段もウルグットとあまり変わらない感触だった。そんな中で一つ、セカンドハンドの小さい赤いスザニがとっても気になった。売ってる兄ちゃんと色々話しているうちに欲しくなっちまった。ここでも、一生懸命値切ってGET。まあ、高いか安いかよくわからないし、本当に必要なものではない、というかいらないものだけど、すごくアタッチしてしまった。だから、買えてよかった。

それからずっとレギスタン広場にいて、堪能した。本当にでかい。

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