ビビハニム・モスク

2005-11-05 21:13:56 | 旅行

朝食はちょっと寒かったけど、中庭で食べる。昨日は他に宿泊客はいなかったようで、一人で食べる。サマルカンドの紺色の食器が美しい。そして、昨日見に行ったホテルに引越し。それから、レギスタン広場を抜けてタシケント通りへ。レギスタンの中にはもう少し慣れてから入ってみようと横目で見ながら、ビビハニム・モスクはどっちの方向かなーと見回すと結構すぐそこに見えていた。行ってみると、とてもでかい!チムールが無茶苦茶に急がせて建設したとか王妃のハニムちゃんがチムールのインドからの凱旋までに完成させようと無理を言ったとか色んな話があるようだが、どっちにしても無理が祟ってお祈りしているときに天井からレンガが落ちてきて、危ないくて誰もお祈りに来なくなったのだそうだ。なんだか、悲しい。しかもハニムの廟は道を隔てて目の前にある。権力の絶頂にいて、沢山の人を使ってこんなでかいもの建てて、けど、最後はお墓に入るんだなー。タージ・マハルに行った時も思ったけど、目の前に葬られて嬉しいかなあ、なんか、哀しい気がしてしまう。

それから、シャブ・バザールを流して、サマルカンドは衛生状態良くないなあって感じる。街中もちょっと悪臭漂っているし、どぶに足突っ込んだら、かなりやばそうだ。真夏には40度とかになるんだろ、かなり大変だなあ。雨降ったら全部その辺にだーっと流れちゃんだろうし。ってことは、自分も踏み踏みしているわけだ。

さらに丘を登って行き、シャーヒズィンダ廟群へ。ここで、ヒバからブハラまで一緒に来たインド人カップルと出会う。中は、モザイク・パターンの数々、本当に素晴らしい。建物の中の小部屋に入って、お祈りしている所とかも見せていただく。工事中で砂埃がすごかったけど、のんびりしていい感じ。お墓なんだけど。ここでちょっとのんびりしてみる。それから、また、新市街に丘から違う道を通ってグリ・アミール廟あたりに出る。こっちの道は静かで落ち着いた感じ。結婚式をやっているレストラン(?)があった。ライブで歌ったり踊ったりして楽しそうだった。

そこからまた新市街に歩いていって、折角だからロシア料理でも食べてみようかとロシア料理レストランに入ってみる。入ってみると、ロシア系のお金持ちぽいひとが昼下がりにウォッカ飲んだりケーキ食べたりしていた。で、チェリー・ジュースを頼んで、メニューから良さげなものを見繕ってオーダーしようとしたが、それは出来ないとかそれは1時間以上調理にかかるとか言う。これは、どうだ?これは?と色々勧めてくるけど、生野菜サラダとかカナッペとかイマイチのものばかり。で、変な観光客になっちまったけど、仕方ないからジュースだけで帰ってきちゃった。

で、ホテルの前の食堂でラグマンを食べる。スープがかなり塩辛かったけど、日本にもありそうな麺。あいかわらず人参がぼこぼこ入っていた。茶をがぶがぶ飲んだ。

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