
朝食は、「美味しいので有名」と色々なガイドに謳っているので期待しすぎたか?まあまあ。美味しかったけど最初の期待が大きすぎた?ただ、タシケントから来たという会計士2人が英語が堪能で、かなり面白い人たちで話をしてくれた。すごく怖い顔をしてて、機嫌悪いのかなって感じだけど、本当は全然違っていて、無表情にたわいもないジョークを言ったりしておかしかった。控えめな態度や大げさでない表現がとてもいい感じの人たちだった。
サマルカンドまで行くのも大変なのかなあ、と思いつつ、まずバスターミナルに行って情報を足で集めてみることに。観光案内所とかでは車で行けって勧めてくるし。で、乗り合いタクシーに乗ってカルバン・バザールへ。すると、初めてちゃんとしたバスターミナルがあって、色んな所にバスが出ている。こりゃいい!と思い、「スィトライ・マヒ・ホサ宮殿行きのバスに乗りたい」と紙に書いて70番バスに乗ろうとした。すると反対側だよと言われて、道を渡る。で70番を待っていたら、お兄さんがメモを指差しながら、ここに行くならこっちでも行けるよって83番に乗せられた。ちゃんと運転手さんにこの人ここに行きたいみたいだから教えてやってくれーって念を押してくれて親切だった。運転手さんもお金を渡そうとするといいよーみたいな感じで親切。そういうわけにはいかんから200スム札を出すと100スム返してくれたから、旅行者への歓迎とありがたく受け取った(料金は150スム)。
おろされたのは公園の中のような所。見上げるとサナトリウムと書いてあるでかいビルがある。帰ってくるときはこれを目印にすればわかるか、と思いつつ歩き出す。するとサナトリウムの人たち(?)がおしゃべりしていた。で、宮殿はどこですか?と聞くと、ああ、あっちだよーと言ってくれる。でそっちのほうに歩き出すが、本当にこっちなの?という感じ。で、行き淀んでいるとおじさんが自転車で追っかけてきてくれて着いて来いといってくれた。で行ってみるとフェンスの壊れた所があって、こっから入れーと言われた。ので、なんか忍び込むように入った。すると、目の前にハーレムがあった。来れた来れたということでベンチに座ってくつろいでいた。当時はここにハーレムがあってキレイな女性が何百人もいたそうだ。気が遠くなるような感じ。で、ひとしきりいて帰ろうとすると、七宝焼きを売っているお店が片づけをしているカップルがいて、ジャパニーズ?とか聞いてきた。で、話をしていたら、夏の売り場から冬の売り場に商品を移動していて今から店の飾り付けをするのだけど見ていかない?という話になり、お店に遊びに行くことに。カップルの女の子は英語がすごく堪能で、オープンな人で色々おしゃべりした。思いがけずいろんなことを話して楽しかった。かなり楽しくて、次の日はラマダン開けのお祝いだから、一緒に祝おう、という話になった。それは是非ということで朝待ち合わせをすることにして別れた。彼の作る七宝焼きはとてもキレイで明日購入させて欲しいと思っていた。
町に帰ってきて、ブハラで一番高いミナレットに登ってみようと行ってみるとクローズといわれてしまいだめだった。残念。本当に昔のままの町で、歩いているといつの時代にいるんだろうって不思議な気分になる。特に夕方はみな暗くなる前に帰るためにちょっと早めに店を閉めてしまって、人が急に少なくなる。がらーんとしたブハラの町にいると時間の流れが感じられるような気がしてくる。暗くなると、本当に町は真っ暗の夜の闇になってしまう。さっさと帰って宿でゴハン。まず、前菜のような感じで甘いものを食べるらしい。小さな皿に色々なものがちょっとづつ並べてある。干し葡萄が美味しい。黒いのも美味しいけど白葡萄も美味しい!くるみやアーモンドも美味しい。そして、プロフやサラダが出た。どれも美味しかった。あげぱんや勿論ナン、クレープもあった。やっぱ炭水化物おおい!あとざくろがおいしかった。小皿に色々のってくるので楽しい。

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