
朝、子供が沢山歩いている。流れにのって歩いてみると学校があった。8時30分に門が閉まった。その前にタクシー乗り場やトロリーの駅があって、眺めている。城内の住宅街をぶらぶらしてみる。バザールは朝早くから盛り上がっている。
ブハラ行きの車を待つ間、男の子4人が近寄ってきた。紙を持って何か書いてってジェスチャー。名前って単語をいっているようだったから、名前何?って聞いてカタカナでそれぞれの名前を書いてみた。そしたら、お行儀良くスパシーバと言ってにっこり嬉しそうに笑って走り去っていった。
沢山結婚式やっている。なんか思い出の場所に行くのが慣わしのようで、こういう観光地には結婚式の人たちも沢山来るらしい。みんな所謂ウェディングドレス。なんでも1着80ドルからちょっと凝った物だと100ドルくらいなのだそうだ。高いけど、一生に一度のことだからみんな張り込むんだって。あまり、宗教は関係ないようだった。一応ムスリムだけど、結婚式は西洋式にあこがれるんだって、日本みたいだね。ドライバーの人が、「よくアメリカ人やフランス人の旅行者にあなたはムスリムのシーア派かスンニ派かって聞かれるんだけど、そんなの知らないし気にしたこともない、断食なんてしないし」なんて言ってたけど。
一緒にブハラに行ったのは、インド人のカップル。ロンリープラネットを持ってヒバ、ブハラ、サマルカンド、タシケントを10日間で回っているという。恋人同士で自分たちはトラディショナルなカップルではないねなんて言っていた。男性は製鉄業のビジネスマン、女性はモバイルコンテンツの会社に勤めている。改めてインドと中央アジアって近いんだなと感じる。彼らは英語が母語でヒンドゥー語も普通に話すといってたけど、ヒンドゥーとウズベキ語って似ている部分が多くてなんとなく通じ合ったりするのだそうだ。
ドライブは砂漠の中の一本道をひたすら走る。たまに検問があるけど、旅行者といえば通れるといっていた。それ以前に運転手さんはやはり何度も外国人旅行者を連れて往復しているから顔パスで通れるようだった。大抵は不正なものを流通させていないかをチェックするための荷物検査なのだそうだ。途中でランチによったドライブイン(?!)。揚げ魚を食べた。そこにいたおじさんたち、昼間からかなり酔っ払っていて大丈夫だろうか?すごい飲み方だったな。
ブハラには暗くなってすぐ位に着いた。ホテルもナイスで広くてきれい。場所もいいし。子供たちが何か唱えながら群がってくるからはじめ吃驚したけど、ラマダンでお菓子やお小遣いをあげたりするらしい。ちょっと、ハロウィンみたいだった。

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