第一部 導入――海より来たる都市
二〇二五年八月二十九日金曜、晴天なり。
✈️✴︎私✴︎の搭乗せしJIN AIR222便(B737-800)は、南風の影響か、珍しく北側より釜山へと進入せり。眼下には釜山新港の巨大なる埠頭群。コンテナの整列は幾何学的にして、港湾国家韓国の気概を示すかのごとし。
やがて機は金海国際空港へ。されど入国審査(外国人レーン)は、かつて経験なき混雑ぶりにて、通過まで約五十分を要せり。
――金海空港の入国は、時間帯により大きく混雑するや否や。ここに一考の余地あり。

第二部 事実整理(2025年8月時点体験ベース)
●空港:金海国際空港(国際線ターミナル)
●入国所要:約50分(到着便集中時間帯)
●空港→西面:LRT+地下鉄経由(体感約40〜50分)
●宿泊:ロッテホテル釜山(西面)
●チェックイン待ち:金曜夕刻で約25組待ち
●南浦洞アーモンド:1kg 14,000ウォン
●咸興冷麺:14,000ウォン
●水餃子(一品香):9,000ウォン
●テジクッパ:9,500ウォン
※価格は訪問当日の実勢価格なり。
第三部 都市を歩く――西面から南浦洞へ
空港を出づれば、暑気は東京に劣らず。
LRTにてササンを経由し、西面へ至る。ロッテホテル釜山は金曜ゆえか、チェックイン待ち番号84番。25組待ちと聞き、旅人の忍耐を試すが如し。
待ち時間を利用し、三階のカジノへ足を運ぶ。有人ルーレットに興ずる若き日本人三名を見て、夜の勝負を思案せり。
荷を解き、17番バスにて南浦洞へ。バス路線は変転激しく、Google MAPで逐次確認するが肝要なり。
乾物店にてアーモンド1kgを14,000ウォンで購入。数年前は10,000ウォンなりしを思えば、物価上昇の波は釜山にも及ぶ。されど東京の販売価格上昇を勘案すれば、購入価値はなお存するであろう。
行きつけの咸興冷麺店にて、甘辛き細麺を啜る。価格14,000ウォン。鶏ガラスープはかつての化学調味の過剰を脱し、味は安定せり。
ただし海外発行カードと現金で価格差ある点は留意すべき事項なり。

第四部 港湾都市の裏面――甘川埠頭
171番バスにて甘川埠頭方面へ。冷凍倉庫と造船所の並ぶ地帯は、観光地とは異なる釜山の素顔を示す。ロシア系漁船員多く、コロナ後の停滞を経て再び活気を帯びつつある様子なり。
観光地では得られぬ、港町の実相を観察するには興味深き地域といえよう。

第五部 夜の顛末
釜山駅前テキサス通りの中華店「一品香」にて水餃子15個超を平らぐ。9,000ウォン。脂控えめにて胃にもたれず。
西面へ戻り、いざルーレットと勇みしが、「9月1日まで有人ルーレット閉鎖」の告示あり。機械式のみとの由。
カジノ目当ての訪問には事前確認必須なり。
テジクッパ通りにて9,500ウォンの一杯を啜り、青唐辛子と生ニンニクを完食。あっさり系にて夜食向き。

睡眠不足ゆえ、22時過ぎに就寝。成田空港ラウンジで得た缶ビールを寝酒とせり。
比較・評価
・金曜夕刻のロッテホテルは混雑傾向
・南浦洞の乾物は価格優位性あり(為替次第)
・港湾地区は観光地とは異なる魅力
・カジノ設備は事前確認推奨
向く読者層:
・港湾・造船・裏町文化に関心ある旅行者
・物価比較を楽しむ実務派
・カジノ目的滞在者(要営業確認)
実務まとめ
本日の総食費は約46,500ウォン。
移動は公共交通で完結可能。
金曜夜は宿泊・カジノとも混雑要警戒。
旅は必ずしも順風満帆ならず。されど想定外の出来事こそ、都市の実像を映す鏡なり。
釜山は観光地である以前に、働く港町である。
次章では、この港町の夜と賭場の行方を記さん。
旅を決するは、情報と少しの胆力であろう。

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